戦国おとぎSAVIOURSの設定

戦国おとぎSAVIOURSの設定を公開します。

概要
二次元世界では話題を呼んだRPGのTVゲームである。
物語のモチーフはその名の通り戦国時代と世界童話である。
もちろん登場人物の名前の由来は日本の歴史の人物、戦国時代(武将)、世界童話(グリム童話、アンデルゼン物語、イソップ童話等)、ギリシャ神話、ローマ神話アーサー王物語から来ている。
また、武将達は全て10代~20代前後の青少年少女キャラクターとして登場し、名前の最初から途中までカタカナで最後が漢字で統一されている(例:ヘラクレス・ハンス=カラバ・秀吉)。

種族
・神族(生粋の神族は主人公が生まれて間もない頃に何らかの事件で絶滅している)
・魔族
・妖精族
・悪魔族
・天使族
・鬼族
・人間族
・狼族
・獣人族

物語
日本であって日本でなく現代のようで現代でない戦国時代の物語。
この世界が戦国武将たちが中心となって信長を総大将とする東北(東と北)軍と三成を総大将とする南西(西と南)に分かれ戦い続ける乱世の世。
名立たる戦国武将達は天下統一のため、あらゆる戦い方で戦をし続けた。
天下統一を手に入れた者は全ての武将や世界の頂点に立つ事が出来るという。
そのため、一騎当千の猛将達は熾烈な天下争奪戦を繰り広げていた・・・のはずなのだが、なぜか総大将達を含むほとんどの武将達は仲良く意気投合していた。
裏で恐ろしい影が渦巻いてる事も知らずに。

主人公ハンスは父親と兄二人と共に粉ひきとして働いて暮らしていた。
しかし14歳の誕生日前に父親が病死、兄達から4年位前に拾った右目を失った猫と共に追い出されてしまう。
父親を亡くし兄達から追い出された彼は誰も引き取り手もなく森の中の暗い洞窟で猫と共に暮らしているが寂しさのあまり悲しみに暮れていた。
夜になると昼間の何倍にも悲しくなってしまいます。
寂しさに耐えられなくなりそうになったある日の夜、猫が「あなたが悲しんでばかりいてはこちらも悲しくなりますよ。それに、いくら悲しんでも何も始まりません。寂しいのが嫌ですのなら私に長靴と袋と刀、そして右目用の眼帯を下さい。」と言った。
ハンスは猫の言う通りに残りの財産を使い、長靴と袋と刀、そして右目用の眼帯を猫にプレゼントした。
それらを装着した猫は武将服を身に纏った八頭身以上の長身、猫耳としっぽの生えた青年の姿へと変身した。
猫は「俺の名は政宗、お前はあのバカ兄貴達は違い、唯一この俺の世話を懸命にやり続けた、だからその恩返しとして、今からお前をバカ兄貴達達はもちろんお前を引き取らなかった大人達を見返すほどの立派な男にしてやるぜ!!」と言った。
政宗と名乗った猫は洞窟から外へ飛び出していった。
そして物語はここから始まったのである。