小説(実話2)

今から今日体験した実話を私なりにアレンジして公開します。

この日みみりんはかなり張り切っていた。
なぜなら皆があこがれるプリンセスコンテスト優勝に向けてがんばっているからであった。

みみりん「よーし!!一生懸命、頑張らなきゃ!!!」
さっそくみみりんは一生懸命に努力してダンスや歌を練習した。

そしてオーディション当日。
みみりんの母「頑張ってくるのよ!!」
みみりんの父「パパ達はみみりんを応援してるからね!」
なのは(みみりんの兄)「自分が一生懸命に練習したことを皆に見せてあげてね!」
すみれ(みみりんの兄)「みみりんなら大丈夫だよ!!」
みみりん「うん!!みみりん頑張るね!!!」

そしてオーディションが始まった。
みみりんは自分が努力して頑張った歌やダンスを披露した
審査員達はみみりんのその姿を見て関心を持った。

そしてオーデション終了。

なのは(みみりんの兄)「ご苦労様!みみりん!!」
すみれ(みみりんの兄)「凄かったよ!ダンスも歌も!!」
みみりん「本当!?」
みみりんの父「うん、みみりんは誰よりも輝いていたよ、」
みみりんの母「ええ、あとは発表が来るのを待つだけね。」
みみりん「うん」

数日後(オーデションの結果発表)みみりんの家に一本の電話がかかってきた。

みみりんの母「はい、上原です。はい、……え、そうなんですか…分かりました…。」
みみりん「?どうしたの?」
みみりんの母「みみりん、ちょっといいかな?」
みみりん「???」

そしてみみりんはリビングで母と2人になった。
みみりんの母「みみりん、オーデションのことなんだけど…」
みみりん「何?」
みみりんの母「………オーディション、ダメだったって。」
みみりん「!!!!」
みみりんの母「理由はみみりんより才能が上の子とか何とかで…」
みみりん「……そうなんだ…」
みみりんの母「残念だけど……」
みみりん「しょうがないよ、みみりんより上手な子、他にもいたかもしれないから……」

その日の夕方、みみりんは公園のベンチで一人座っていた。

春日野うらら「あれ、みみりんさんじゃない」
みみりん「(顔を下に下げたまま)………」
春日野うらら「?…どうしたんですか?」

みみりん目から大粒の波が零れた。

春日野うらら「!!!…ど、どうしたんですか!?!?(驚きを隠せない)」
そしてみみりんはそのことを先輩のうららに話した。

春日野うらら「そうだったんですか…私もその気持ち、分かります。」
みみりん「??(涙目になりながら)」
春日野うらら「私もオーディションで2回も落ちて立ち直るのに一週間かかりました。」
みみりん「うららさんも?」
春日野うらら「ええ、私もオーディションに落ちたとき、みみりんさんと同じ気持ちでした。」
みみりん「………。」 
春日野うらら「でも、「次は頑張るぞ」と思えば今より成長してきっと上手くいくことが出来ます。だからみみりんさんも頑張ってください!私も応援してます。」
それを聞いたみみりんはうららの膝を借りて泣き始めた。
春日野うらら「大丈夫ですよ、みみりんさんならきっと上手くいきます。」

それから数日後。

舞&優阿&フーコ「はい、みみりん、ベイクトチーズケーキ作ってあげたよ」
みみりん「(黙りながら)・・・パク・・おいしい!!!(笑顔になった)」
大江舞「うららさんから聞いたよ!!オーディション落ち込んでがっかりしてたんだって?でも、まだまだ人生は長いんだから!!」
山浦優阿(ゆあ)「そうよ!それに、みみりんちゃんは頑張れば出来るタイプなんだから、次ももっと努力して頑張って!!!」
フーコ「今度受けるときは絶対合格すると気持ちに書けば出来るわ!!」
大江舞「さ!ボクらが作ったケーキ食べて元気出して!!」
みみりん「舞さん、優阿さん、フーコさん、ありがとう!!みみりん次は絶対頑張ります!!」


終わり

あとがき
これは私をモデルにした実話です。
みみりんは就職試験に落ちた私をモデルにし、春日野うららは私の担任の先生をモデルにしました。
私の心の中には今でも就職試験に落ちた悔しさと悲しさが残っています。