小説(紙兎ロペパロ センチメンタルコタロー後編)

前回のあらすじ、コタローは紙風船バトルinにこにこ銀座に参加したものの誰とも会わず、不戦勝優勝にいたってしまったのである。


紙風船バトルinにこにこ銀座から翌日、


コタロー「いいかお前ら、どうすれば紙風船バトルで優勝できるか今から伝授してやる」
ノボル「コタ、それ早すぎじゃないか?」
コタロー「大丈夫だよ!今忘れねぇ内に伝授してやるんだよ!いいかお前ら、紙風船バトルで勝つにはまず・・・(突然涙目に成ってきた)」
コタロー以外のメンバー達「????????????」
サトシ「コタ、大丈夫?;」
コタロー「大丈夫だって!(涙を拭って)まず参加前に優勝じゃなくスリルやドキドキを目的で参加するんだ(また涙が溢れてきた)」
ダイスケ「無理すんなよ!コタ、やっぱりこの話早すぎたんじゃ・・・」
コタロー「大丈夫だよ!(再び涙を拭って)その目的を最後まで忘れずに参加の場を一週したり大通りの真ん中堂々と歩いたりするんだ!そうすることで・・・(またまた涙が溢れてきた)」
ノボル「コタローやっぱり早すぎたんだよ!この話は・・・」
コタロー「三人にまで人数が減るまで誰にも会わずに最後は運が良ければ向こうが相討ちで終わって・・・・・・つまり俺が言いたいのは求めれば求める程手に入らないって事だ・・・・・・(泣きながら去った)」
サトシ「大丈夫か?コタロー;」
ダイスケ「やっぱりこの話早すぎたんだよ;」
ノボル「後でコタローの大好きな飯喰いに行こう;」


大学生三人がコタローを慰めながらさっていくのを見て


高橋(野良スコキャラ)「大丈夫かな?コタさん」
シュンペイ(野良スコキャラ)「あの様子だと立ち直るには時間が掛かる見たいっすよ;」
タクヤ(野良スコキャラ)「今度はなるべくコタローと当たるようにしておこう;」
茶髪の男子高生(野良スコキャラだか名前は不明)「その前に他の参加者にやられなきゃ良いけど;」


コタローに良い日が訪れるよう祈ります。
良いお年を。


終わり。