500年前の惨劇の完全版

500年前の惨劇の具体的な内容をお教えします。
 
 
今を遡ること約50000年前、かつてこの世界の半分は二つの一族が統一していた。
それはDの一族と鬼神(おにがみ)一族です。
その両者の一族は長年の苦難の歴史を乗り越え、天下最強の一族となった。
両者ともにあまり争いを好まないものの、お互いどの位強いのか知りたく一度両者の戦いが起きた。
しかし長くは続かず、戦いの最中にとある人間の老女によって止められた(作中では大家さんとよく似ている)。
戦いを止めたと同時に自分らの知らない場所で大地が荒れ果て木々や水は枯れてしまい、深刻な状況が続いていた。

そこで彼らは荒れ果てた土地を自然豊に蘇らせるために各地へ散った。
そして長い歴史の末に草木や水が蘇り、世界各国で沢山の国や村が誕生した。
人々も幸福に恵まれ、皆が皆お互いを助け合い、平和に暮らしていた。
特に身分の高い者はお金を自分らには必要ない分国民へばら撒くなど、裕福な国や村が出来た。


だがしかし、その幸せは永遠には続かなかった。
ある一つの小国、安遥国の国主がその二つの一族に嫉妬していた。
安遥国は王宮以外、何年も飢饉が続き、草の根はおろか水一滴すら飲めなかった。
原因は国主が国民に法外な重税を貸せられていたからである(家屋、牛馬、家畜、衣服、婚姻、弔い等)。
さらに国主は自分に刃向かう者は次々に処刑した。
そして国主はDの一族や鬼神一族が作り上げた国や村を滅ぼし、鬼神一族の長は国主と手を組んだ盗賊達に騙されて死に追いやられ、Dの一族の頂点に立つ者達は国主と同盟を組んだ世界政府らによって無実の罪で処刑されてしまった。
さらに滅ぼした土地を支配すると同時に更なる徴税を貸し、自分の悪事を口封じするために自分と手を組んだ盗賊達を次々に惨殺した(つまり恩を仇で返した)。
そしてDの一族と鬼神一族の生き残り達の怒りを爆発させ、各地散った者達を集結させた後に力を付け、安遥国を滅ぼし国主を誅殺した。

国主の死により平和を取り戻したものの、作り上げた国や村や再生させた木々や水などの自然、世界の人口の半分近くを失い、人々の悲しみは消えなかった。
そしてDの一族と鬼神一族は世界政府の天敵と扱われ、身を隠す者も多くはない。


後にこれはある人物達やある種族へと繋がります。